「エアガン趣味は男だけのもの」という印象を覆した漫画「さばげぶっ!」。
この漫画からエアガンに興味をもつ女子も少なくないそうです。
あの天下の”なかよし”発祥なので
乙女乙女した学園もののようです(私はストーリーを齧っただけ)。
【エアガンに詳しくないけどエアガンに行ってみた】
出典 http://fujicompany.co.jp/
エアガン。未知なる領域です。
日常生活をフツウに送っているぶんには、絶対に無縁のモノ。
しかし、ひょんなことから、私も何度かエアガンフィールドに足を運びました。
こういうミリタリー趣味ってけっこうコアというか、
世の乙女な女子には受け入れられそうにないイメージですね。
マニアックだし、殺傷能力を持つ武器を模すエアガン。
物騒ではあります。年配層からは「戦争ごっこをしている」と嫌がられる。
しかし、私は個人的に”飛び道具スポーツ”が好きです(射的やダーツなど)。
それに加えて、ふだんの服にミリタリー系が多いことで
なじみがあったため、ほんの少し足を踏み入れてみた次第です。
運動神経もあまり関係なく、俊敏でなくてもOKなところがいいですね。
いちおう、エアガン初心者用の”マルイの電動ガン”も入手しました。
でもピンクではありません。ノーマルな黒です。
【「エアガンがピンク」なんてあり得ない?】
女性芸能人や女優さん、モデルさんの中にもエアガン愛好家の方は多いそうです。
ミリタリーファッションに身を包んだタレントさんのカレンダーも出てます。
ミリタリー雑誌でも表紙を飾っている。そして、それに伴い浮上する問題、
それが”女性のミリタリーファッションをどうするのか”というコト。
出典 http://fujicompany.co.jp/
ピンクのエアガン。なんという乙女感でしょうか。
可愛さ重視となると、ピンクのエアガンが断然好まれます。
エアガン趣味って、ただでさえ男性色が強い。なので、関連グッズも
基本メンズ仕様なんですね。迷彩服のサイズもメンズが大半を占める。
エアガンも当然重いです。射程の長いものほど、高機能なものほど、
重量も増していく・・・。非力な女性だとちょっと背伸びをしないと入り込めない。
ですが、”エアガンをピンクにする”ことで、
女性は可愛くエアガンを持つことができます。
もちろん、男性サイドからは賛否両論です。
そもそも女性がミリタリー趣味にハマることを良しとしない風潮もあり、
緑豊かなエアガンフィールドにピンク色が混じると、
「士気(?)が下がる」「お遊びっぽくなる」「射撃しやすくなる」
などの意見があります。
女性が戦場(エアガンフィールド)にいるコトに対して、男性にしてみたら
「嬉しい」という声と、
「場違い」「風紀が乱れる」という声、両極端になりやすいようです。
また、いくらエアガンとはいえ”女性を撃つ”ことに抵抗のある男性も。
実際ピンク色って、砂漠では迷彩効果が期待できるそうですが、
緑の自然の中だと不自然なほど目立ちます。というわけで、
私もピンク愛好家の端くれとして「ピンクのエアガンいいなぁ」と
思うことも少なくなかった。でもやっぱり色の趣向よりも
迷彩効果のほうが優先事項だったので、黒のエアガンを選んでいます。
「可愛さ重視か、機能重視か」みたいなところでミリタリー女子は悩む。
われわれ女性初心者にはハードルの高い趣味かもしれません。
ただ私が思うのは、
「男性向けのものを女性が身に着ける」というところに
ギャップの魅力が生まれる気もするんですね。あくまでもファッション的に。
かつて男装の麗人に川島芳子の姿があったように、
”軍装×女性”ってイビツで特異な魅力があるのかもしれません。
「体格差を超えて、女性がミリタリーをやる」ところに”萌え”要素が生まれる。
上の写真のように、可愛らしい女性がエアガンを持つとき、
その違和感を「ちょっと面白い」と感じるキモチ。それが、
女性×ミリタリーの魅力なのかなぁ、と思ったりします。
可愛くサバゲしたい方に、ピンクのエアガンはオススメ♪
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