あざみが散歩道に咲いてて和む・・・語源は「欺(あざむ)く」!?

azami出典 https://ja.wikipedia.org/

はいいですね。見るものの心を和ませます。

花を見てイライラする人はまずいないでしょう。

さいきん、スクーターに乗ることが増え、歩くことが減って、

道端の風景をのんびり眺めることもなくなったので、

「たまには」と思い、徒歩でお買い物に行ってみました。

なんでも効率化を図ってしまう現代で、あえてスピードを落として

まわりの景色をじっくり見ながら歩く、ということは

すごく価値があることのような気がします。

片道10分くらいのところですが、かなりの秘境住まいなので、

野に咲く花はいくらでも拝めます。お花屋さんで立ち止まって眺める花もいいですが、

道端に自然そのままに咲く花を眺める贅沢。

風や天気の要素もあいまって、いろんな表情が楽しめます。

6月にいちばん目を引いたのは、アザミの花でした。

6月といえば緑が生い茂る時期ですが、その中にピンク~紫の中間色の丸い花が

ポンポンと咲いている。とても愛らしい。

でも近づいてみるととげとげしく、葉っぱもギザギザして

人を寄せ付けない雰囲気があります。

そのとげとげしさに”驚く”ので、「あさむ(古語で驚きあきれるの意)」

アザミの名がついたとか、

その可愛らしさとは裏腹に触ると痛くて裏切られるので「欺(あざむ)く」が語源だとか

いろいろ囁かれている花なのです。

【伊藤久男さんの「あざみの歌」】

「イヨマンテの夜」で知られる昭和歌謡の伊藤久男さん。

その伊藤さんが大好きという「あざみの歌」というのがあります。


『あざみの歌』

山には山の 愁いあり

海には海の かなしみや

ましてこころの 花園に

咲きしあざみの 花ならば

 

高嶺の百合の  それよりも

秘めたる夢を ひとすじに

くれない燃ゆる その姿

あざみに深き わが想い

 

いとしき花よ 汝(な)はあざみ

こころの花よ 汝(な)はあざみ

さだめの径は 果てなくも

香れよせめて わが胸に


「これぞ日本の歌、日本の昭和歌謡」という風情。

歌詞がいいですね。日本語は美しい^^

そして心のうちをハッキリと言い切ることなく、

叙情的に歌い上げるところが日本的で素敵です。

こういう奥ゆかしさ、秘めた強さみたいなのは

グローバル社会の中でも忘れられずに日本に残って欲しいなぁ。


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