※上野精養軒からの眺め。上野公園が一望できます※
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【上野公園のお花見。なぜあんな混雑の中に身を投じてしまったのか】
上野公園に、去年のちょうど今頃、お花見に出かけました。人・人・人。もう人のアタマを観にいったようなもの。
上野公園の入り口までたどりつくまでにヘロヘロになってしまいました。人混みはニガテなほうです。
雑踏にまぎれて公園を目指すも、ゾロゾロと歩みの遅い集団に巻き込まれ、延々と歩きました。
やっと淡いピンクの桜が見えてきたとき、もうヨレヨレのズタズタ。足は靴ズレしてるし・・・(涙)。
お花見の時期は、晴れていても肌寒かったりします。寒い上にグッタリ。でも桜を観るまでは倒れるわけにはいかない・・・!
【気を取り直して、お花見へGO!ミニ清水寺があるというハナシです】
「上野公園には、清水寺のミニバージョンがある」ということで、サクラも楽しみでしたが、こちらも楽しみにしていきました。
このしだれ桜を観たとき、疲れが吹き飛びました!なんて美しい枝ぶり・・・!ふつうの桜より、しだれ桜が好きなもので。
真下にいくと、サクラの花が降ってくるかのよう。青空に薄い桜色が映えます。夢中で写真を撮る私。
人形供養の碑がありました。この人形供養の寺社は「清水観音堂」という名前。上野公園の中にあります。
その横にも見事なしだれ桜が。ヤナギみたいにちょっと頼りなげで、はかない感じが好みです。
【ウワサのミニ清水寺とは、寛永寺・清水観音堂のことだったようです】
出典 http://4travel.jp/
たしかに・・・!清水寺のせり出した舞台にちょっと似てます。でもほんとにミニミニ(笑)。美しい朱塗りのお寺で、子宝寺でもあるそうです。
にしても、上野公園はほんとに外国の方が多い!よく知らないのですが、何か名所とかあるんでしょうか?(動物園?)
この舞台の上に登ってきました。見た目よりも意外と高い。あと、手前の1本松は貴重なんだそうです(理由は不明。樹齢でしょうか)。
お決まりで、占いクジをひいたら「吉」という中途半端さだったので、しかるべきところに結んできました。
人形供養ののぼり旗もいっぱい立ってました。顔のついた人形やぬいぐるみは、ここでお焚き上げしてくれるのでしょう。今度行ったら持っていこうっと。
【日暮れまでうろうろしてました。酔っ払いさんと警官のトラブルも】
日暮れのしだれ桜も美しいです。低くなった日差しのせいか、サクラの木が影絵みたいに見えます。
花見客で大賑わいの中、ある泣き上戸の酔っ払いの男性が、警官に手錠をかけられて号泣していました。
彼女らしき女性が、後ろからお縄になった彼を抱きしめ、泣いていました。何かの撮影だったかもしれませんが。
人がだんだん減っていき、静寂&宵闇に包まれ始める上野公園。このころになってようやく、じっくりとお花見ができました。
ワイワイしている場所でのお花見もいいですが、下戸な私は静かに桜を眺めていたい派なので、この夕闇の時間はとても貴重でした。
ただし、メチャクチャ寒い!お花見の頃はまだまだ風が冷たいので、ナイロン系の羽織モノ必須ですね!心得ました。
今年は上野公園に行く体力がありませんでした。また来年、今度は厚着して、しだれ桜のほんのりピンクを拝みに行きたいと思います。
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