湖とピンクのハマヒルガオと謎の生命体との遭遇mizuumi

【とある湖ドライブ。湖の砂浜に初めて降り立った】

湖のほとりってじつは行ったことがありませんでした。

海は好きで、波打ち際でキャッキャウフフするのが恒例になってるけど、

湖の波打ち際って、こんなに穏やかで静かなものだとはつゆ知らず。

そもそも湖って、日本にはそんなにたくさんないんですよね。

海に囲まれているので水はたっぷりあるイメージだけど、

意外と「湖畔」というものに触れてこなかった。

で、今回はじめて湖の砂浜に行ってみたんですが・・・狭い(笑)!

すごく狭い砂浜。やっぱり海とは規模が違います。でもなんだろう、

この手狭さがすごく心地よい。

私が訪れた湖は、淡水と海水の混じったところなんですが、

hirugao小さな砂浜を囲む石垣の隙間に、わずかにピンクのハマヒルガオが!

私、ハマヒルガオって好きなんですよ。

朝にしか見られないはずの花が、朝以外に拝めるというお得感が好きなんです。

でも、ふつうは砂浜にほふく前進するように伸びるはずが、

この狭い石垣のスキマにとどまっている。

半分海水という環境が、この小さなハマヒルガオの1株を育てたモヨウです。

(そしてミニフナムシの大群にも遭遇・・・やはり海のものより小さい!)

【ハマヒルガオを堪能したあと、何か視界の端にうごめくものが】

静かな湖畔の波打つ音を聴きつつ、小さな砂浜を散策。(至福)

で、そのとき、向こうのほうに何がうごめくものを発見!一体何!?

umiカマクビみたいなのが動いている・・・!

新種の生き物!?かなり大きい!と思わずカメラを向けました。

nanika

大型動物のように見えました。ペリカン・・・!?

(いや、ペリカンは日本にいないよな・・・)と思いつつ、さらに近づく。

toriかと思ったら、羽根をバタつかせ始めました。かなり近づくと、

1羽の白鳥・・・メルヘン(*´ω`*)

swanかなり大きな白鳥が1羽だけ、波に揺られていました。

冬は日本に大群で押し寄せる白鳥ですが、春にはもうオホーツクのほうに帰っているはず。

なのに、初夏の今、この子はいったいどうしたことか・・・?

はぐれ鳥かもしれませんね。冬に仲間が飛来するまで、

この白鳥はまったくのひとりぼっちです。(全湖に1羽しかいなかった)

でも、海岸沿いのエサを独り占めできるせいか、胴体がまるまるとしてました(笑)

たまにイジメられて取り残されたり、ケガで群れに後れを取ったりする

白鳥もいるようです。この白鳥さんにも事情があるんでしょうね。

でも1羽の白鳥も凛としてとっても優雅でしたよ。

kyojin出典 http://www.dailymotion.com/

そうそう、白鳥っていえば、

「優雅には見えても、水面下では足を一生懸命動かしている」といわれ、

<見えぬ努力の持ち主>みたいに言われますが、

あれ、巨人の星の作者の作り話らしいんですよ(笑)

白鳥は羽根のすきまに空気を抱き込んでいるので、ふわふわと漂うように波に乗れるそうです。

昔、学校の先生に「白鳥を見習うべし」といわれ、白鳥を心ひそかに崇めた私ですが、

わりとラクチンに泳いでいることを知り、ちょっとした衝撃を受けています。

今の今まで信じていたのに・・・><

たしかに”たゆまぬ努力”を生徒に教えるのにはウッテツケのお話ですが、

まるっきり嘘だったとなると、ピュアだった子供心を返してほしくなります(笑)


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